「むくり」とは線や面が上の方に行くにつれて横に膨らんだ形の事を言います。物に例えるとしたら工事などに関する物なら「ヘルメット」、私達が日常使う物ならお茶碗を逆さにした状態に例えるとわかりやすいと思います。渋川市の様に山に囲まれている地域ならば普段外を見ると目に映る大きな山の数々も…

反り屋根(そりやね)とは屋根の表面が凹んだ状態の屋根の事をいい、弓道などの弓でいうところの弓の真ん中が曲がり、反っている状態の事を言います。むくり屋根が屋根の表面に丸みがあり膨らんでるのに対して反り屋根は屋根の表面に凹みがあり、全体的に見るとスマートな感じの雰囲気になっています。…

普段何気なく見かける瓦屋根。外に出ると大半は目にする瓦屋根の中にたまに見慣れない人の顔の形や鬼の顔の形をした瓦が屋根の上についている住宅を見たことがありますでしょうか？あれは「鬼瓦」といい、昔は家に悪さをする悪霊を払う為に職人さんが苦労して堀り、作った瓦です。その怖い出で立ちから…

防水紙(ルーフィング)とはその名の通り「防水性能」がある物の事を言い、建築に携わる大工さん達からは「防水シート」とも呼ばれています。この防水紙(ルーフィング)は屋根で使用する場合には屋根材を貼る前の段階の屋根下地(屋根材を貼る為の基礎となる部分←主に使用されている材料は木材の板通…

私たちが日々生活する中で身近にある雨。その雨は農家の人達にとっては天の恵みでもあり、農作物を育てる手助けをしています。ですが、私たちの暮す住居と雨の関係はあまりいい関係とは言えません。住居にとって雨は外壁や屋根を傷める原因でもあり、雨漏りをした際などには屋根裏の骨組みを腐らせるな…

お客様がご自宅を建てる際、打ち合わせを行い、外壁と共にお決めになる屋根の色や材質、または模様などをお決めになりますよね。その際、お客様の大半の方は、そのお決めになった色・材質の屋根材が屋根屋さんによってどの様な資材を使い住居に屋根を取り付けるのかお気になさったお客様は少ないと思い…

熨斗瓦(のしがわら)とは、昔からある日本特有の文化の象徴の１つでもある「瓦屋根」の部分の１つです。熨斗瓦(のしがわら)の形は短冊の形になっていて、平らな瓦となっています。専門的な大工用語(大工さん達が建築の際や普段などに使用する用語)となりますので、ご自宅の屋根を瓦屋根にしている…

皆さんが日々生活をしている中でよく目にする街中を行きかう野鳥たち。人間と共に暮らす彼らは人間と同じように自分のお住いを持っています。木の上・川辺の草木の中・岩場などなど様々な場所に住居を持っています。時には電線の上にも、、。群馬県渋川市でも様々な野鳥がおり、色々な所に野鳥さん達の…

屋根には様々な問題が起こります。屋根の塗装が色褪せている・塗装自体が剝がれている・屋根材にひび割れ・欠損などの症状があり、この様な症状を確認する際、屋根屋さんに頼む方もいれば、中にはご自分で屋根に登り、屋根の状態を確認するお客様もいらっしゃると思います。屋根に起こっている問題を発…

入母屋屋根の特徴は棟が多数存在する事とその丈夫さにあります。この屋根は他の形式の屋根より破損や欠損が少なく、それにより築年数が経過した場合などに出てくる補修にかかる費用の節約をする事が出来るのです。この形式の屋根は西洋地方の住宅ではあまり見られず、木造建築主体の東アジア地方にて見…

切妻屋根(きりづまやね)は日本の住宅の中でも一番多い屋根で、昔は殆どの家がこの切妻屋根(きりづまやね)でした。形がシンプルな為、建築時に使用する材料の余分も出ない為、建築に携わる職人さん達からも好まれる形の屋根です。私供の会社がある群馬県渋川市でも外に出ると大体目にします。他の屋…

はかま腰屋根とは、見た目がはかまを履いた姿に似ていることからその名が付けられました。別の呼び方もあり、「隅切り」・「半切り」・「ドイツ屋根」とも呼ばれたりします。他の屋根に比べて別名の数が多いのも特徴の一つですね。昔からある屋根の形式の一つでもあり、古民家などでも多く見られました…

風が強い地域の一つに入る私供の会社がある群馬県渋川市。四方が山に囲まれている群馬県では他の県から流れてくる風や山から吹き降ろされる強い風に晒される事が多いのです。その為、屋根に負担を掛けてしまう風に対抗する為屋根の補強や修理などを行い屋根の強化はもちろんの事、日々の小まめな屋根の…

「片流れ屋根」とは、一面だけで傾斜した屋根の事をいいます。まるで切妻屋根(三角形の形状をした一般的に多く見られる屋根)を真っ二つに切り落としたかのような形状をしており、他の三角形状の屋根が多い中でもかなり特徴的な屋根の一つです。現代風なイメージの屋根となっているので若い世代のお客…

錣(しころ)屋根とは、様々な形の屋根が存在する中で挙げられる屋根の形状の一つです施工する際のやり方は、大棟(地上に対し、頂上が水平になっている棟の部分の事を言います)から軒までを一枚の面(面とは屋根の平らな部分を言います)にする仕方ではなく、一段の区切りを(段差を)付けてその段の…