

季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版

長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!

かつては新築だったお住まいも年月を経れば、どんなに大事にしていてもいろいろなところが傷んできます。定期的なメンテナンスが必要になってくるのです。

定期的なメンテナンスはお住まいの維持費の低減と資産価値の維持に繋がるのです。


それぞれを個別にメンテナンスしていたら、手間も暇もお金もかかります。頻繁に施工業者が訪問してくるとなると、かなり忙しないですよね。
短めのサイクルでメンテナンスした方が間違いなくよいのですが、お金もかかる上に手間もかかります。






屋根材がセメント瓦やコンクリート瓦の場合もそろそろ塗装の時期です。瓦屋根の場合は瓦がずれていないか、ひびや割れがないかを点検してあげてください。


窯業系サイディングでは塗膜の防水性が落ちてきているころです。外壁塗装で防水性を復活させてあげましょう。
サイディングボードの継ぎ目のコーキングが縮んでしまったり、隙間ができていませんか。外壁塗装に合わせて打ち替えてあげましょう。金属サイディングではここで塗装しておけば、錆を予防できます。


防水工事は雨漏りを予防できるので、
お住いの腐食を防ぎ寿命を延ばします。


築10年前後の正しいメンテナンスで安心した生活を

耐用年数の長い塗料を使う場合はコーキングなども寿命が長いものを使うようにしてください。コーキングだけ寿命が先に来て、打ち替えるとなったら足場が必要になります。コーキングを打ち替えた数年後、屋根塗装や外壁塗装をすることになった足場を再度、仮設するとなると足場代が2度かかることになります。足場が必要な工事は仮設費を節約するため、できるだけ一緒に済ませるようにしましょう。





屋根カバーか屋根葺き替えを選択する時期に来ています。雨漏りしているわけでもないのに屋根葺き替えとお思いの方もいるでしょうが、屋根材の限界が近づいてきているので早めに対処した方がいいでしょう。
雨漏りすると天井に大きな染みができてしまうので、クロスの張替えなども必要になってきますから、余計な出費となります。

雨樋が樹脂製の場合、硬化が進んでいます。柔軟性が失われているので強風や雪の重みに耐えられず、ちょっとしたことで割れたり、外れたりします。全交換をお奨めします。サイディングの変形した部分から雨水が浸入し、内部が腐食を起こしていることもあります。



築30年は全体的なリフォームの時期です

屋根はどのタイプであっても、屋根葺き替えや屋根カバー工法でリフォームが必要です。使用される環境によってはもう少し頑張れるかもしれませんが、いずれにせよそろそろ耐用年数の限界です。
瓦屋根は表面上、何ともないように見えることがほとんどですが、その下の防水紙の寿命を越えています。横殴りの雨などでは雨漏りするようになるでしょう。屋根葺き替えか屋根葺き直しが必要です。

ライフプランに応じたリフォームや建替えが必要です

ご子息がその土地を引き継ぐというのであれば、建て替えという選択肢も出てきます。将来的に息子さんのところに引っ越すというのであれば、問題になっている部分のリフォームだけで済ませるのもよいでしょう。

それに対し、日本のお住まいの平均寿命は約27年と非常に短いのです。
しかし、しっかりとお手入れを続ければ50年以上住めるというデータもあります。お孫さんが成人するまで住めるということです。結論を出すのはご家族の皆様で話し合ってからでも遅くはありません。