凍えるほどの寒さになる前の対策、屋根で断熱をする「屋根断熱」とは
主な施工方法は、垂木→たるき(畳１畳ほどの木の１枚板であるコンパネを張る前の木組に使われている部分の１つ)の木材と木材の間に断熱材を入れるやり方と垂木の上に断熱材を入れるやり方という２つのやり方があります。
「垂木(たるき)の上に断熱を行う方法(外張り断熱)」
施工方法は垂木の上にコンパネ（木の一枚板）を敷いてその上に断熱材を置きます。
この方法は断熱材を隙間なく一面に施工できる事が特徴なのですが、その代わりに雨の降っている日に施工できないなどの天候に左右されたり、親水性のある断熱材はこのやり方の場合には使えないというデメリットが生じてしまいます。
「コメント」
確かに隙間なく断熱材を敷き詰められるのは機能面からしても魅力的ではありますが、その日の天候を重視しないと作業できない点では職人さんにとっては少々困ってしまいますね
「垂木の間に断熱材を行う方法(充填断熱)」
施工方法は、下地の垂木と垂木の間に断熱材を入れます。
内側から断熱材を入れる為、例え作業をする日が雨だとしても施工が可能になります。
断熱材の種類もまた外張り断熱の様に種類を選ばなければならない場合と違い、種類を選ばずに作業できます。
しかし、その一方でこの方法で作業をすると隙間が出来やすくなり、断熱材の欠損も出てくるのです。
「コメント」
天候に左右されないこの方法は作業をする人からも安心でき、外張り断熱とは違って種類を選ばずに施工できる点では魅力的ではありますが、隙間、欠損の発生は機能面からすると少し不安が出てきてしまう点でもありますね
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