渋川市 陸屋根の良い所、悪い所お伝えします
この屋根は陸屋根といい、呼び方は「ろくやね・りくやね」の二種類の呼び方があり、また「平屋根(ひらやね)」とも言います。
活用方法はガーデニングなどの庭園を行ったり、他にもバーベキューやヘリポート、洗濯物を干したりと多種多様な活用方法があります。
屋上から見る景色も心地よく、夜景などの景色を楽しむ人もいます。
物を置いたり、レジャーに使用するだけでなく人の憩いの場所としても有効です。
また、積雪などの際に雪が下に落ちるのを防ぐ事もできる上、メンテナンスが容易だったり、建築スペースが広く確保できるのも魅力の一つです。
便利な反面、様々な問題もあるのです。
平らな屋根といえど多少傾斜は建築段階で職人さんが付けるようにはしていますが、他の三角屋根や片山屋根の様な傾斜は付けられず、結果として屋根が平らな為に降水などの際の排水が不十分になります。
さらに取り付けられている排水溝等に落ち葉やほこりが溜まり詰まってしまった場合、溜まった雨水は太陽などが照らない限りそこに残ったままになってしまうのです。
劣化などにより屋上の防水加工がしてある床に亀裂が症じてしまっていた場合、溜まった雨水が床下地に染み込んでしまい下地の腐食が起こるばかりではなく、更にその下の天井下地にまで被害を与え、室内への雨漏りや天井下地の腐食に繋がってしまうのです。
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