気になる事・分からない事シリーズ「お寺の緑色屋根は何なのか」
「お寺が好きだけど、たまに見かける緑色の屋根は一体何なのか？そういう屋根材があるのか？」というご質問頂いた事がありましたので今回はお寺の緑色の屋根についてお伝え致します。
好きでよく足を運ぶという人もいれば思い立って寄るという人など様々な理由で人が訪れる日本各地のお寺。
海外の影響を受け洋風化が進んで来ているここ日本でも、和風で古き良き伝統を保っているお寺は日本が誇る歴史遺産でもあります。
私供渋川店がお客様から頂いた質問、そして同じ様に疑問をお持ちの方は今までこの屋根材が何なのか分からなかったと思います。
結論から申し上げますと、お寺の緑色の屋根の正体は「銅板屋根」になります。
皆さんが知っている物に例えると、10円玉やオリンピックの銅メダルが分かりやすいかと思います。
錆が起きずとても長持ちなこの素材を使い、皆さんが見かけるという緑色のお寺の屋根は出来ているのです。
「銅だから緑色？10円玉やメダルは赤茶色やオレンジでそんな色をしていないけれど・・」と思いますよね。
ご説明させて頂くと、あれは空気に触れたことによる酸化が原因であの様な色合いになっているのです。
お寺の屋根は最初に葺かれた(取り付けられた)際にはまだオレンジ色でピカピカしています。
しかし、屋根が葺かれてから日が経過するにつれ段々と色が変わって輝きが失われてきます。
オレンジ色→赤色→錆色と変色しつづけ、最終的には皆さんがよく見かける緑色へと変わるのです。
「屋根がダメになっているのか？」「耐久性などの劣化が心配・・・」とまず思いつきますよね。
しかし、これは屋根材が劣化して悪くなっているのではなく、空気により酸化が起き、銅板屋根の表面に緑青の膜が作られて腐食を防いでいるのです
分かりやすく言えば屋根を守る盾や壁のような物なんです。
この屋根材、お寺しか使う事の出来ないものではありません。
当然住宅にも使う事が出来ます。
しかし、長持ちや頑丈さもあり、費用がかなり高額になってしまうのです。
「あの屋根が我が家に来たらどんなに心強い事か・・」と思うでしょうが、性能さゆえの価格帯となりますのでここは重視しておいた方がいいでしょう・・
今回はお寺の銅板屋根についてご紹介しましたが、同じ様にご不明な点がございましたら街の屋根やさん渋川店へお気軽にご相談下さい
当日や近日など早く来て欲しい場合でも勿論対応させて頂き、お見積もりは無料でさせて頂いております
渋川店の対応エリアは渋川市を中心とし幅広く対応させて頂いております
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