伊勢崎市吾妻町にて雨漏り被害による現場調査を行ってきました
今回は伊勢崎市のお客様から「室内の雨漏りが酷いので屋根を見に来てほしい」とのご相談を頂き、早速現場調査に伺わさせてもらいました
今回調査させてもらった屋根は、青色の釉薬瓦(ゆうやくがわら)で、家の築年数は４５年の家でした。
早速屋根に上がらせてもらうと、まず目に入ってきたのは至る所に瓦のズレが生じた屋根の光景でした。
屋根面・棟部分・屋根の端部分と瓦のズレが見られ、その他の細かい部分でもズレが見られました。
中には既に外れて他の瓦の上に乗っているだけの瓦も・・
ズレた瓦を持ち上げてみると、その下の土がしっとりと湿っていました。
湿っている原因はおそらく今週の初めに猛威を振るった台風の影響でしょう・・
ほぼ全ての瓦のズレが生じている部分の下が湿っており、お客さまに「台風が来る以前に雨漏りはしていましたか？」とお聞きしたところ、お客様は「台風以前から雨漏りは雨が降った時に起こっていた」とおっしゃっておりましたので、雨漏りによる下地の腐食も懸念されます
既存の瓦を見てみると、固定する為の釘を打っていなかったので釘を使わずに瓦を止める当時の工法と分かりました
お客様曰く、今の所雨漏りが確認出来るのは居間だけだとの事ですが、屋根の状態から見るに居間だけではなく他の部屋も雨漏りの被害が起きている可能性があります。
表面では確認できなくとも実は内部では雨漏りが起きていて、下地に使われている木材の黒ずみやカビが発生していることがあるので要注意です。
今回は現場調査を行っただけなのですが、出来るだけ早急に工事を行いたいと思います
何せあと一カ月もすれば１２月、つまりは秋から冬に変わり、雪が降る可能性がありますので現在の屋根の状態から更に悪化する危険性があるからです・・。
工事に関する記事は工事着工後に随時ご報告させて頂きたいと思います
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