言葉ではよく聞くけど意味は分からない「アスファルトシングル」とは？
ネットで調べたり屋根屋からよく聞くことがある屋根材ですが、どれがアスファルトなのか？どれがシングルなのかと精通している人でなければ意味が分かりませんよね。
今回は屋根材「アスファルトシングル」の屋根材の特徴や注意して頂きたい事についてお伝えしていこうと思います
シングルとは噛み砕いた言い方をすれば、屋根材の下に張られている水を弾いて通さない防水紙(ルーフィング→紙または合成繊維にアスファルトを染み込ませた物)に色付きの石の粒を圧着させた物を言います。
下から層ごとに表すと、
(５層目)天然砕石または焼付彩色砂
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(4層目)アスファルト層
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(3層目)ガラス繊維機材＆アスファルト
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(2層目)アスファルト層
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(１層目)鉱物質粉粒
少々見づらいとは思いますが、この様なそれぞれの層が重なり一枚の屋根材になっている訳です。
簡単に言えばパイの生地みたいな物です
この屋根材は元の素材が防水紙の為、割れや錆が出にくく、元防水紙という事もあり屋根に張られるルーフィング材も加えて二段防水が可能というメリットもあります。
１㎡辺りの重みが約１０ｋｇと軽く、この屋根材を使う事が出来るのは私たちが普段住む一般的な住宅から低勾配の屋根と幅広く扱うことが出来ます。
ちなみにこの屋根材には天然石が使われている事が多く、色落ちにも強い特性があるのです
屋根材の価格は比較的安価で、素材が柔らかい為、リフォームの際の重ね葺きにもよく利用されます。
アメリカでは現存する住宅の約９割がこの屋根材といいます
この屋根材の表面に付いている石の粒は葺いてから暫くは石の粒が落ちますが、元々屋根材に余分に付けられている物ですので耐久性の低下などの問題は起きません。
しかし、接着剤の不足など施工方法の誤りにより屋根材が剥がれて風で仰がれたりといった問題が報告されていますので注意が必要になります。
加えて地域ごとの天候や立地条件の違いによりコケの発生も出てきますので、10年ごとのメンテナンスを考えておくと良いでしょう
屋根と一言にいっても名所や意味合いも様々で頭を悩ませてしまうと思います。
業者側が屋根や外壁の専門用語を並べても分かりにくいですよね・・
私供「街の屋根やさん渋川店」ではお客様のストレスを無くす為、分かりやすく、親身になってご説明させて頂きます。
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