古き良き日本建築。木軸在来工法の良い所と悪い所について
古民家などで見られる古き良き日本建築の数々。今回は現代では少なくなってきてしまった日本の伝統工法である「木軸在来工法」の良い所と悪い所をそれぞれご承認介させて頂きます。
今の時代、注文住宅や建売住宅が多くなり、お家を造る側でもパワービルダーやハウスメーカーなど大量生産型の業者が多くなっております。
木軸在来工法と今では工法以外に材料も変わってきます
古民家と言うと、皆さんはニュースや番組や観光などで実際に目にした方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで目にする室内の柱などに使われている木材は現在のお家で見られる様な細身の柱ではありませんよね。
太く重厚感のある柱が多く、中には両手で覆いきれない程の大黒柱(だいこくばしら)を使っているお家もあります。
従来の日本建築のお家では現代のお家の様に使う木材を加工して薄くしたり形を変えたりせずに木を丸ごと使っていたりしました。
お家全体の耐久性にも勿論差が出てきます。
薄い柱より太い柱の方が強いと言えば分かりやすいかと思います。
現代では少なくなってしまった木軸在来工法の気になるメリットとデメリットについて
木軸在来工法のデメリットに関しては、柱を室内に多く配置する為、活用できる生活スペースに多少の制限が掛かるという事ですが、この工法でも古民家やお寺の様に広いスペースを確保できる為、生活にそれほど支障は出ないのです。
古民家・お寺では広いスペースを保つ為に大黒柱(だいこくばしら)の上の梁(はり)という木材を追加して強度を保つ方法を使っております。
メリットは、建物全体を長く保てる事に加えて柱が視認できますので木の状態を確認出来ます。
現代で増えてきた柱を壁の中に隠して見えなくする大壁工法(おおかべこうほう)の様に柱が見えない為に壁表面に劣化が出るまで分からないという事がございません。
常に使われている木材の状態を把握でき、雨漏りによる腐食が起きた場合でも一度乾燥させてまた使えるようにすることが出来るのです
現代では見る機会が少ない木軸在来工法のお家。これからお家を建てる方はご検討されてみては如何でしょうか?
今の時代ではあまり見る機会が少なくなってしまった伝統ある木軸在来工法のお家。
昔と違い現代ではお家の買い替えの頻度が増える一方です・・。
これもあり、良好な木が育たずに古民家やお寺の様に木軸在来工法を行う事の出来る木もまた育ちにくい環境になってしまっているのではないかと私達は考えます。
今回の木軸在来工法には多くのメリットがありますのでこれからお家を建てようと思っている方はご検討されてみては如何でしょうか?
お家の事なら屋外から屋内まで幅広く対応している私供「街の屋根やさん渋川店」までお気軽にお問い合わせ下さい

当日や近日など早く来て欲しい場合勿論対応させて頂き、お見積もりは無料でさせて頂いております

渋川店の対応エリアは渋川市を中心とし、幅広く対応させて頂いております

9時~18時まで受付中!
03-3779-1505