前橋市で瓦の割付勉強会に行ってきました
私、荒井ですが群馬県の建築士会に個人的にですが加盟しておりまして、
建築士会の方で、
群馬県屋根瓦工事連合会青年部の方に来ていただき
使用された瓦は三州瓦です。
瓦は場所によって瓦の形や名前も変わってきます。
屋根に向かって、
左袖瓦があり、中間は桟瓦、そして一番右が右袖瓦となります。
瓦にも働き寸法が決まっており、
桁行方向と流れ方向では働き寸法が違います。
瓦の働き寸法が決まっていると言う事は
屋根の下地も、
瓦の割付を考えた寸法にしなくてはいけないと言う事になります。
瓦の割付をした時に、野地の下地寸法が悪いと
瓦を切って調整をしなくてはいけないことになります。
瓦には重なり部分に水返しというものが付いており、
そこを切ってしまうことになり、
雨漏りを誘因する原因にもなってしまいます。
また、幅の狭い小さな瓦が入ってしまうと
見た目もよくありません。
屋根の下地寸法を決めるのはお客様ではなく
建築会社が殆どだと思いますが、
頭の片隅にでも置いておいて屋根を眺めるのも
面白いかと思います。
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